昨今、「働き方改革」が進められている中で、男性の育休取得が注目されていますが、TREE Digital Studioでも多くの男性社員が育休を取得するようになっています。
今回は、実際に育休を取得した男性社員とその上司にインタビューを行いました！

インタビューを受けてくれたのは、System Support Dept.で働く 昆 卓宗さんです。


◇ 育児休業（以下、育休）を取得しようと思ったきっかけはなんですか？
僕たちにとって初めての子どもだったので、出生から一緒に育児をして子どもの成長を見ていきたいという気持ちがありました。
また、夫婦ともに地元が少し離れていて、里帰り出産はせずに住んでいる地域の病院で出産をすることにしたので、産後の妻のケアや子どものお世話を一緒に行うために育休を取得しようと思いました。

◇ どのくらいの期間、育休を取得しましたか？
子どもが生まれる1週間前から1ヶ月間、取得しました。
さらに産前の1ヶ月間はフルリモートワークを許可していただきましたので、妻のサポートをしながら出産に備えることができました。

◇ 仕事面で不安や気になったこと、心配だったことはありましたか？
チームメンバーが皆さん優秀で、信頼していたので不安はあまりなかったです。
強いて言えば、新卒入社したばかりの後輩がいたのですが、一番歳が近い僕が中心になって指導をしていたので、その後輩に任せた仕事の進行具合は気になりました。また、後輩の育成を他のメンバーにお願いすることでチームの負担を増やしてしまうことも心配ではありました。

◇ 周りの反応はどうでしたか？
出産の前に新居に引っ越して新しい場所での生活だったこともあり、妻からは「1人だったら生活が大変だったので助かる」と感謝の言葉をもらいました。
職場では"えらいねぇ"、"素晴らしい！"とよく言われました。自分にとっては当たり前だけどなぁと思っていましたが…笑
職場全体でそういった雰囲気があるのは良いところだと思います。

◇ 育休を取得する前にどんな準備をしましたか？
1ヶ月間抜けることになるため、その間に起こり得る業務を想定したり、自分が担当している業務の状況を共有したりして、引き継ぎを行いました。
割と普段から部内で共有しながら業務を行っているため、引き継ぎはそこまで大変ではありませんでした。

◇ 育休を取得した感想を教えてください。
お休みして良かったと思っています。
ちょうどお盆期間と重なったのもあって、遠方から両親に来てもらって教えてもらいながらお世話を勉強しましたが、まともに寝られないし、初めてだとどうお世話するのが正解なのかも分からず、妻1人では本当に大変だと思ったので、一緒に相談しながら育児ができて良かったです。
生後1ヶ月までの子どもの成長も著しかったので、それを見届けることもできて良かったです。

◇ 復職後はなにか変化がありましたか？
少しでも早く仕事を終わらせて、家に帰るようになりましたね。笑
子どものお風呂〜寝かしつけは僕が担当なので、それが帰宅後の日課であり楽しみでもあります。

◇最後に、今後育児休業取得を考えている方へのメッセージをお願いします。
初めて育休を取得する際は勇気がいると思いますが、思い切って会社や上司、育休経験者などに相談をしてみてください。
そして育休はただのお休みではなく、パートナーと協力して2人で子育てに集中できる貴重な時間なので、ぜひ噛み締めながら育児・家事に奮闘してください！

続いて、昆さんが所属するSystem Support Dept.部長の大場さんにもお話しを伺いました。

◇ 昆さんから育休取得の申し出を受けてどう感じましたか？
現代の社会では、夫婦共同で子育てすることが必要だと感じていました。
部下の家庭が安定し、より多くの子どもを育てて少しでも良い環境が広がれば、会社としてもより発展していけると感じています。

◇ 昆さんの育休取得を迎えるにあたって、どのような準備をしましたか？
現在行っている業務の棚卸をして、休職期間中の業務が滞りなく進められるように部署内のみならず関係各所との連携を図りました。
私どもの部署は社内の各事業部と連携する部署ということもあり、影響範囲は広かったのですが、どの部署も非常に協力的で休職中も大きなトラブルは発生しませんでした。

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以上、実際に育休取得した社員のインタビューでした。
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