川村元気監督が、第70回サン・セバスティアン国際映画祭で日本人初の最優秀監督賞を受賞した「百花」。
物語の中でVFXがどう使われていたのか、是非ご覧ください。
<作品概要>
映画「百花」(英題 "A Hundred Flowers")
レコード会社に勤務する葛西泉(菅田将暉)と、ピアノ教室を営む母・百合子(原田美枝子)。
ふたりは、過去のある「事件」をきっかけに、互いの心の溝を埋められないまま過ごしてきた。
そんな中、突然、百合子が不可解な言葉を発するようになる。
「半分の花火が見たい・・・」
それは、母が息子を忘れていく日々の始まりだった。
認知症と診断され、次第にピアノも弾けなくなっていく百合子。やがて、泉の妻・香織(長澤まさみ)の名前さえ分からなくなってしまう。皮肉なことに、百合子が記憶を失うたびに、泉は母との思い出を蘇らせていく。そして、母子としての時間を取り戻すかのように、泉は母を支えていこうとする。
だがある日、泉は百合子の部屋で一冊の「日記」を見つけてしまう。
そこに綴られていたのは、泉が知らなかった母の「秘密」。あの「事件」の真相だった。
母の記憶が消えゆくなか、泉は封印された記憶に手を伸ばす。
一方、百合子は「半分の花火が見たい…」と繰り返しつぶやくようになる。
「半分の花火」とはなにか?
ふたりが「半分の花火」を目にして、その「謎」が解けたとき、息子は母の本当の愛を知ることとなる―――
映画「百花」予告映像
出演:菅田将暉、原田美枝子、長澤まさみ / 北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴 / 永瀬正敏
監督:川村元気
脚本:平瀬謙太朗、川村元気
音楽:網守将平
原作:川村元気「百花」(文春文庫刊)
プロデューサー:伊藤太一(AOI Pro.)
アシスタントプロデューサー:熊田寧々(AOI Pro.)
主題歌:KOE「Hello, I am KOE」(ユニバーサルミュージック/EMI Records)
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:東宝
海外配給:ギャガ
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<TREE Digital Studio Staff>
◇LUDENS◇
CGプロデューサー:林 達郎
CGディレクター:政本星爾
CGスーパーバイザー:荻野夏生/佐藤昭宏
リードCGデザイナー:原恭平/上野雅志
CGデザイナー:山下照雄/田中宏実/寺戸俊/黄鐸/森祥紀/YUANLUOMENG
リードマッチムーブアーティスト:加藤美智子
テクニカルサポート:渡部暁
◇DIGITAL GARDEN◇
オンラインエディター:大上勇
グレーディングアシスタント:平林裕大