本年度、当社のCRANK事業部に撮影部アシスタントとして新卒入社した井口暁斗が、映像制作技術が優れた学生作品に贈られる「青い翼大賞」を受賞しました。
「青い翼大賞」は日本映画テレビ技術協会による学生作品の技術賞で、次世代を担う新たな才能の発掘・育成を目的に「映像制作技術」が優れた作品に贈られる賞です。
今回、井口暁斗が学生時代に撮影した長編映画『いつか逢える』が、撮影技術を評価され受賞に至り、同協会主催のMPTE AWARDS表彰式にて表彰されました。
<予告映像>
<本人コメント>
このような賞を頂けたことをとても光栄に思います。大学院での修了制作という学生最後の作品で、撮影に評価を頂けてとても嬉しいです。
この作品は少人数のスタッフ構成で制作し、それぞれの仕事を手伝いながら、出演されている俳優さんまでが一丸となって話し合い作り上げた熱量の高い撮影でした。
そんな制作の裏側とは裏腹に作品自体は驚くほど静かで淡々としていて、難解な内容になっています。そのため機材の構成自体はシンプルにして、撮影現場で変わっていく演出にフレキシブルに対応できるようにしました。結果的にその運びがスタッフで意見を交換する時間を作り、今回の賞を頂ける結果に繋がったのだと思っています。
まだ、弱卒の身ながら頂いたこの賞を無駄にせず活躍していけるよう、邁進していく所存です。
プロのシネマトグラファーを目指して入社し、現在はCRANK事業部で日々の研修に励んでいます。
まだ走り出したばかりですが、今後の活躍にご期待ください!