REALAB
オウンドメディア「REALAB」スタート!第1回はプロデューサーをご紹介します。
こんにちは。TREE Digital Studio 広報担当です。
本年度より、当社のインタラクティブコンテンツ制作を行うREALIZE事業部のさまざまな情報をお届けするオウンドメディア「REALAB」をスタートいたします。事業部のメンバーや、制作に携わった作品、活用している技術についてなど、REALIZEについてぜひ多くの皆さんに知っていただけたらと思います。
第1回の記事では、REALIZEのプロデュースチームより、インタラクティブコンテンツのプロデューサーを務める益子 篤さんをご紹介します。
益子さんは、2016年にデジタル・ガーデン(現TREE Digital Studio)のCG部に入社、その後インタラクティブコンテンツ制作チームの立ち上げに携わり、現在のREALIZEを牽引するメンバーの1人です。
ーデジタル・ガーデンに入社したのはどのような経緯だったのですか?
その前は大手ポストプロダクションで営業を8年半やっていました。最初の5年はCM制作会社の担当をしていましたが、社内公募があったタイミングで手を挙げて、CGプロデューサーになりました。
その後、CGプロデューサーとしてデジタル系のコンテンツを制作する会社に移り、プロデューサー、PMをしながらCGも作って…とハードな日々を1年半ほど送っていました。そのタイミングで結婚や子どもの誕生などのイベントが重なったこともあり、「もう少しチームで仕事を進められる環境で仕事がしたい」と思い始めた頃に、デジタル・ガーデンのCG部でプロデューサーを募集していると聞いて、履歴書を送ったのがきっかけです。
ーCG部からインタラクティブコンテンツ制作チームが生まれたのですか?
最初はCMなどの映像系のプロデューサーをしていましたが、そのうち平嶋さん(現REALIZE事業部執行役員)と「インタラクティブコンテンツをメインでやっていこう」という話をして、チームが立ち上がりました。そこからだんだんとチームが大きくなってきて、今では20人を超えるメンバーがいる事業部にまで成長しました。
ーこれまでに担当した案件で一番思い入れがあるのは?
山形県長井市の公共施設に導入いただいた「ポップウォール」という、ボールプールで遊べる子ども向けのデジタルコンテンツです。企画段階から参加して、コンテンツ制作の受注だけでなく、製品のライセンスを持つことができた初めての案件で規模感も大きかったので、特に思い出深いです。
ポップウォールはその後、ボールがなくても遊べるタッチ版ポップウォールもできて、新たなお客様に導入いただいています。今後もお客様のニーズに合ったかたちを模索しながら、たくさんの方に楽しんでいただけるコンテンツにしていきたいです。
ー案件ではどんな役割を担っているのですか?
まずは案件を取ってきて、受注したら基本的な契約を結ぶ交渉をします。案件の内容や費用などの整理をして、受注までを進めるところを担当しています。案件が始まれば制作進行はPM(プロジェクトマネージャー)が担当しますが、判断が必要な場面があればお客様との間に入って対応することもあります。
同時に、新規のお客様に向けた営業活動も積極的に行っていて、お客様からご要望をお伺いし、ご要望や条件に合ったコンテンツや機材を選定して提案をしています。これまでに築いてきた業界内での繋がりから、CG系の映像制作会社の方や代理店の方などに「インタラクティブコンテンツをやっているのは益子」と覚えてもらっていて、ご紹介いただくことも多いです。
ーどのような提案を得意としていますか?
ネットワークと経験値を活かした提案です。これまでの20年ほどの経験から、フリーのエディターやミキサー、CGデザイナーなど様々なクリエイターの方々との繋がりを築いてきました。それから、多くのお客様と仕事をしてきた経験値を活かして、それぞれの案件に合った最適なコンテンツと制作チームを組んでご提案ができることが強みだと考えています。
インタラクティブコンテンツのジャンルに取り組んで6年ほどが経ちますが、例えばARグラスやVRヘッドマウントディスプレイといったデバイスも含めて、これからどのくらい世の中に広まっていくか?が肝心だと思っています。そんな中で、普通の映像では叶えられないような、REALIZEならではの提案ができることや、インタラクティブの知見があるからこそ主導権を持ってコンテンツの制作を進められることに魅力を感じているので、もっとこの分野を盛り上げていけるように尽力したいと思っています!
ー最近気になる技術はありますか?
MRグラスが気になっています!
普通のメガネのような形状のMRグラスの開発が進んでいて、さらに将来的には脳波でコントロールできるようなツールの開発も計画されているようです。そういった新しいデバイスを用いて、新しいコンテンツのご提案ができるのが楽しみです。
ー新しいツールの開発も含めて、インタラクティブコンテンツの今後の盛り上がりに期待したいですね!ありがとうございました!
今回は、REALIZE事業部のプロデュースチームのメンバーをご紹介させていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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