Immersive : The Grate Wave

 

 
 

CONTENT

『Immersive: The Great Wave』は浮世絵師・葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」の世界に入り込み、体を使って波や押送船を動かすことができるコンテンツです。体験者の体の動きにより映像が変化する仕掛けを楽しんでいただき、普段アートに触れる機会が少ない方にもアートを身近に感じられる体験型コンテンツとなっています。
体験者は、まず腕で方向を指し示し、北斎の波を眺める角度を変えることができます。次に、スタジアムの観客席でよくみられる「ウェーブ」の動きをすることで、北斎の波の形や速度を自由に変えることが出来ます。大きな波を作るには体を上下に大きく速く動かします。
このコンテンツは、北斎の作品をより深く鑑賞していただき、作品の歴史や背景をより深く感じてもらうことを目的として制作しています。

 

 

PURPOSE

国内の博物館・美術館は、2022年の博物館法の改正を受けて、所蔵作品のデジタル・アーカイブ化が求められており、多様な価値創造が次のテーマとなっています。
従来の展示方法では実現できなかったインタラクティブな体験や、まるで作品が目の前にあるかのような臨場感あふれる鑑賞体験は、施設と人々をつなげ、地域や博物館・美術館の活性化に貢献します。

 
 
 
 
 
 

POINT

【浮世絵の質感を残したままの3DCG制作】

ひとつめのこだわりポイントは、浮世絵の質感を残したまま3DCG化することです。
そのために、波を3つのパートに切り分けて制作することにしました。「ベースの青い線の波+頂点の白い波」「カギ爪の波」「大波の時に出る粒状の波」の3パートを別々のモデリング手法でCG化することで、北斎の世界観を残したままアニメーションさせることができました。船と漕ぐ人もCGで作って動かしていますので、ぜひ、注目してみてください。
 
 

【大波のダイナミックな動きと体をつなぐ】

ふたつめのこだわりポイントは、体験者の動きをリアルタイムに波の動きに反映させることです。
そのためにカメラで撮影した映像をAIで分析しています。人がしゃがんだり飛び上がったりすると、AIが動作(姿勢の変化)を検知しデータを送ってくれるので、そのデータをもとに波の高さや速さを制御しています。
 
 
 
 
 

PACKAGE

本コンテンツのご導入は、2種類のレンタルプランをご用意しています。
詳細は以下の価格表をご覧ください。
 

事例紹介

■エプサイトギャラリー『FLOWING LIVES~浮世絵からミライへ ながれうごくアートをあそぼう~』
東京・丸の内にあるエプサイトギャラリーにて、アートをインタラクティブに体験できる展覧会をエプソン販売株式会社、エプソンアヴァシス株式会社、株式会社パースペクティブ・エンターテイメントと共同開催。
展覧会は来場者数が前年比1.6倍、1日の来場者数が前年比2.7倍と好評を博し、美術館・博物館関係者からは同様のインタラクティブコンテンツを取り入れたいという評価も多くいただきました。また一般来場者からは「迫力のあるアートが楽しめた」「親子で楽しく遊べた」という声をいただきました。
紹介ページ

 

ACCESSアクセス

REALIZE

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